地球の温暖化を防ぐため,CO2の排出量削減が急務とされています. |
京都議定書に定められた温室効果ガス排出削減量の数値目標を達成すべく,個人や政府・企業においても様々な取り組みがなされています. |
たとえば製品がその生産や流通過程で排出したCO2量を評価する試みが始められています. |
またその活動によって排出されたCO2を相殺するカーボンオフセットが製品・サービスの差別化として注目され,国際的にその市場が拡大しています. |
しかしながら,京都議定書では,森林の増加(新規の植林・再植林)によるCO2の吸収量を温室効果ガス排出削減に利用することのみを認めており,森林の伐採時点でその木材はCO2として大気中に排出されたとみなされています. |
木材に携わる私たちとしては木質製品のCO2固定量を明確にして,地球環境保全に対する木材利用の貢献を総合的に評価する必要があります. |
地球環境と木材利用の観点から,まず木質製品にCO2固定量表示を試みることを考え,これに向けての勉強会を開催したいと思います. |
皆さん方のご参加をお待ちしています. |
日時 | 平成20年8月25日(月) 10:00〜12:00 |
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会場 |
講演会:京都大学生存圏研究所木質ホール3F 情報交換会:京大宇治生協会館(木質ホールすぐそば) 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄 京都大学宇治キャンパス内 京阪電車宇治線黄檗駅下車徒歩約10分 JR奈良線黄檗駅下車徒歩約5分 交通情報(生存圏研究所へのアクセスが別窓に開きます) |
内容 | ||
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10:00〜10:05 | 開会挨拶 | (社)日本木材加工技術協会 関西支部長 今村祐嗣 |
10:05〜10:15 | ワークショップ趣旨説明 | (株)ユニウッドコーポレーション 代表取締役 横尾国治 |
10:15〜11:15 | 講演 木質製品にCO2固定量表示を行う意義 | 宮崎県木材利用技術センター 所長 有馬孝禮氏 |
11:15〜12:00 | 質疑応答 司会:村田功二(京都大学) |
参加費 | 無料(どなたでもご参加いただけます) | |
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定員 | 100名 | |
申込方法 | 終了しました |
主催 | 協賛 |
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(社)日本木材加工技術協会関西支部 | 日本木材学会 |